子郎を守る鬼たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 10:13 UTC 版)
戦鬼 声:郷里大輔 襲い掛かる鬼を払いのけ、「15年後に迎えに来る」と竜一郎に子郎を託した巨大な鬼。子郎が成長するまで、姿を隠しながらも常にその傍についていた。子郎と共に戦いの旅を続ける。物語のクライマックスでは、自分は子郎や護鬼と違って余りにも怪物であり、そのために人間界には住めないと語り、鬼獄界の戦いで生き残った、かつては敵であった鬼たちを連れて、時代も空間も遠く離れた宇宙へと旅立った。旅立つ際には子郎を「兄弟」と呼び、自分たち鬼は決して愛されてはいないと自覚しながらも母への愛を伝えている。 後に鬼たちは辿り着いた星に住み着いて争いの果てに強大な軍事国家を築き上げるが、その凶暴な性格から他の異星人に忌避されて争いになり、宇宙にあってはならない危険な種族として滅ぼされ、その顛末を未来へ飛ばされた子郎は目撃している。 護鬼 声:玄田哲章 子郎と共に戦いの旅を続ける鬼で、角は2本。体長は比較的人間サイズである。子郎には、時には部下、時には師、そして時には父のように接する。その顔は若き日の竜一郎に似ていた。鬼獄界での鬼達との最後の戦いの後、平安時代の日本での生活を選ぶ。当時の女性と結婚して子を成し子供たちに「手天童子郎という若者が現れた時、命を賭けて子郎を護れ」という遺言を遺し、子孫達はその遺言を代々引き継いでいた。 最終話にて、子郎を護るために戦った大山直次郎、無双力、梶工作、小谷椰子夫は護鬼の子孫であった事が護鬼から子郎に告げられている。
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