子連れ参加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:17 UTC 版)
「コミックマーケットが抱える問題」の記事における「子連れ参加」の解説
2000年代後半以降は子連れの参加者も目立ってきているが、会場内の混雑状況は子供にとっては過酷な環境である。にもかかわらず、コミックマーケットカタログには「迷子札」をつけるように指示をしているだけであり、参加者各自の判断に任されている状況である。これは参加者の中に、子連れ参加について賛成派と反対派の双方が存在するためであり、かつ「運営ルールに違反しない限り一人でも多くの参加者を受け入れる」というコミックマーケットの理念上、特定の参加者を受け入れないわけにはいかないためである。しかし、「授乳した赤ちゃんから吐瀉物を吐かれて自分の服が汚された」、「サークル参加している母親が赤ちゃんを椅子に置き去りにして買い物に出かけた」、などの子連れ参加特有の苦情も発生している。コミックマーケット準備会は、会場近辺の託児所の紹介も行っているが、最終的には「親ばかりが楽しむのではなく、子供も一緒に楽しむ、無理しない形できちんと準備、計画を立てて訪れて欲しい」と結んでいる。
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