姿勢制御系姿勢制御スラスタとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 姿勢制御系姿勢制御スラスタの意味・解説 

姿勢制御系姿勢制御スラスタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:00 UTC 版)

はやぶさ (探査機)」の記事における「姿勢制御系姿勢制御スラスタ」の解説

20ニュートン推力を持つ2液式の軌道制御用も兼ねた姿勢制御スラスタ (RCS) が±z面の上4つそれぞれの角に計8基と±x面の左右に2基ずつの計4基で合計12基あり、軌道制御姿勢制御用いられた。RCSにはA系B系2系統配管がある。加圧不活性ガス用いている推進剤タンクは、無重力環境では単にタンクパイプ繋いだだけでは、その時々の液体位置によって配管内に流れるものが液体であったガスであったりして問題がある。燃料であるヒドラジンタンク酸化剤四酸化二窒素タンクのうち、燃料タンクゴムなどの袋に充填され周囲から加圧ガスで押すようになっている酸化剤腐食性が強いので高分子化合物用いられず、はやぶさでは金属製ベローズタンク収めることで腐食されずに加圧ガスで押すようになっていた。ノズル基部噴射器から当初最短30ミリ秒の、運用中改良して最短10ミリ秒パルス状噴射もしくはそれ以上必要な長さ噴射行なえた。噴射され2つ推進剤直ち化学反応起こして燃焼し、そのガスノズル広がりながら一方飛び出す反動推力となるものであり、スケール違い加圧ポンプなどがない他は、大型の2液による液体燃料ロケットと同じしくみだった。

※この「姿勢制御系姿勢制御スラスタ」の解説は、「はやぶさ (探査機)」の解説の一部です。
「姿勢制御系姿勢制御スラスタ」を含む「はやぶさ (探査機)」の記事については、「はやぶさ (探査機)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「姿勢制御系姿勢制御スラスタ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「姿勢制御系姿勢制御スラスタ」の関連用語

姿勢制御系姿勢制御スラスタのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



姿勢制御系姿勢制御スラスタのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのはやぶさ (探査機) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS