天龍寺船とは? わかりやすく解説

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てんりゅうじ‐ぶね【天竜寺船】

読み方:てんりゅうじぶね

興国2=暦応4年(1341)足利直義(あしかがただよし)が天竜寺造営費用を得るため、夢窓疎石らと元に派遣した貿易船


天竜寺船

読み方:テンリュウジブネ(tenryuujibune)

天竜寺造営唐船


天龍寺船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 04:55 UTC 版)

天龍寺船(てんりゅうじぶね)は、日本南北朝時代京都天龍寺造営費捻出のために室町幕府公認の下、へ派遣された貿易船(寺社造営料唐船)である。当時は「造天龍寺宋船」と呼ばれた。


  1. ^ 早島2010、140-141頁。金子拓「初期室町幕府・御家人と官位」。
  2. ^ 『天龍寺造営記録』暦応四年十二月二十五日付至本請文「商売の好悪を謂わず帰朝の時現銭五仟貫文を寺家に進納せしむべく候」。
  3. ^ 村井章介は、天龍寺船を含む寺社造営料唐船の主体は幕府や寺社ではなく、主に中国商人であり、寺社造営の名目は貿易船の看板であったに過ぎないと指摘する。天龍寺船の綱司であった至本も博多を拠点とした中国商人の可能性もある。村井2006。
  4. ^ 『愚中周及年譜』至正2年条。


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