天秤棒とは? わかりやすく解説

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てんびん‐ぼう【天×秤棒】

読み方:てんびんぼう

両端荷物をつるし、中央を肩に当ててかつぐ棒。


天秤棒 (てんびんぼう)

天秤棒 荷い棒あるいは天秤棒とも呼ばれるこの棒は、長さ2m前後堅木使いその先端に農産物資材を吊して、肩でかついで運搬するのに使用した補助道具である。明治時代から昭和30年頃まで使用された。天秤棒に荷をになうと同時に根野菜販売単位にも利用された(京都市)。すなわち、この棒を畦の上倒して、その長さを「棒いくら」として取引したといわれている。棒の両側スプリングをつけ、肩への衝撃やわらげるのがねらい。長さ135cm、スプリングの高さ11cm、重さ1.2kgである。

天秤棒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 06:56 UTC 版)

天秤棒(てんびんぼう、英語:carrying pole、shoulder pole)とは、第一義に、両端に重量物をぶら下げたり、たくさんの軽量物を取り付けたりして、に担いで運搬することを目的に作られた天秤と同様、平衡を保ちやすいように作られている。極めて古い時代から全世界に見られる人力運搬用の民具である。


注釈

  1. ^ 「売手によし」「買手によし」という常識に「世間よし」を加えたもので、出先地域での経済的貢献が近江商人の経済活動を下支えした。
  2. ^ 上賀茂神社を発祥地とするスグキナ(酸茎菜)は、寛文7年(1667年)刊行の文献で栽培種として歴史に現れ、漬物の生産はその後のいつかということになる。

出典

  1. ^ Bamberger Auswanderer im Posener Land” (ポーランド語). Historisches-Franken (website). 2012年11月3日閲覧。
  2. ^ 水桶と天秤俸 相馬デジタルミュージアム
  3. ^ NHKネットクラブ 番組詳細(Asia Insight「重慶を支えた男たち~消えゆく棒棒~」)
  4. ^ 天秤棒”. 筑後市. 2021年5月24日閲覧。
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  9. ^ a b 近江商人のルーツ:小幡商人 - 近江商人とは”. てんびんの里 五個荘 東近江市近江商人博物館(公式ウェブサイト). 近江商人博物館. 2012年1月16日閲覧。
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  17. ^ 伝承漬物について”. (ウェブサイト). 京漬物工房 池西. 2012年1月16日閲覧。


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