天使列について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 00:20 UTC 版)
天使列とは、一部の天箱園人が生まれつき持つ特殊能力と、それによって起こされる現象のこと。 大昔に神の住む国で大戦争があった時、7人の天箱園人(神軍七援者と呼ばれている)が在琉架神(あるかしん)に味方して勝ち、その際に在琉架神から贈られた「人並み以上、在琉架神未満」の力。力の源は人の魂の部分に刻みつけられて現れ、見た目は地球人のDNAにやや似ているが、天使列は3本の虹色の線が螺旋状に絡まりあっていて、とても美しいという。神から遣わされたもの、奇跡の並ぶ筋という意味で、「天使列」と呼ばれ始めた。 天使列は遺伝で子供に伝わるが、配合をうまく行わないと、きちんと力が伝わらずに弱まったり消えてしまったりする。先祖の天使列をきちんと受け継いでいる一族は、名門と呼ばれる。先祖を辿っても神軍七援者に行き当たらない人は、天使列が全く遺伝していない。 天使列を持って生まれた者は、万物を構成する要素に働きかけて、いろいろな現象を起こすことができる。その一族によって現象の規模や得意分野は異なるが、小さめの力なら物質の変形、大きい現象なら世界を丸ごと作り変える。 また、天使列を発動させる際には列式唱合(れっしきしょうごう)と呼ばれる手順が必要。魔法使いなどの呪文に似た専用言語(=列式)を口にする(=唱合する)ことで、相応の現象を発生させることができる。列式は学んだり暗記したりして修得するのではなく、見合ったものが唱合者の脳内に自然に現れる。簡単な現象であれば列式唱合を省略しても発生できるが、高度な力を使いたければ、唱合者によっては変換補助材が必要であったり、唱合と同時に物質と空間の脈動を計ったりもしなければならない。 ちなみに天使列のことを、葉村は「くるくるみょーんパワー」と可愛く呼びたいらしい。
※この「天使列について」の解説は、「螺旋のプリンセス」の解説の一部です。
「天使列について」を含む「螺旋のプリンセス」の記事については、「螺旋のプリンセス」の概要を参照ください。
- 天使列についてのページへのリンク