天の理(天地自然の理)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 10:21 UTC 版)
天地自然の理(のちに天の理として、地の理と分けられた)とは、 1986年の『上に立つ者の人間学―成功への生き方・考え方とは何か』で示された教えで、この世の法則、ルールであり、これは創造主が作り、運用しているという。人間は、この法則に沿って行動すれば「つく」(運が良い)し、かなわない行いをすれば「つかない」(運が悪い)とされる。 この理論の根拠は、予言者を名乗るスイス人のドアルド・ビリー・マイヤーが「何億年も前に誕生した意識生命体であり、それは進化に進化を重ね、いまは創造主のレベルにかなり近づいた。われわれがいう神の段階でも、はるかに上の方の神に属する意識体である」とされる「アラハト・アテルサタ」からチャネリングで得た情報という書籍『アラハト・アテルサタ 上・下』(1990年、FIGU日本)である。 船井は徐々に、高度な生命体からとされる情報と、それを伝えるというチャネラーを重視していくようになった。 『完結編・船井幸雄の人間の研究』(1992年)では、「地の理」は「思いの力に制約がある、なるべく分ける(プラスとマイナス、陰と陽、男と女など)、レベルがある(人・動物・植物)、カルマや因果の理があり、一方天の理は、「思いの力が無制約、分けない、カルマや因果の理がない」とされ、この2つの理のずれが、様々な問題を生じさせているのだという。現代は地の理から天の理への大変革の時代で、世の中は大きく変わり、良くなるとされるが、同書ではなぜ地の理から天の理へ変わるのかという理由は説明されていない。
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