大鹿 (伊丹市)とは? わかりやすく解説

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大鹿 (伊丹市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 09:51 UTC 版)

日本 > 兵庫県 > 伊丹市 > 大鹿 (伊丹市)
大鹿
日本
都道府県 兵庫県
市町村 伊丹市
人口
2011年(平成23年)10月1日推計)
 • 合計 2,511人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
664-0899
市外局番 072

大鹿(おおじか)は、兵庫県伊丹市町名。現行の行政地名は大鹿一丁目から大鹿七丁目。住居表示は未実施(地番整理済み)。2011年平成23年)10月1日現在の人口は2,511人。郵便番号664-0899。

地理

伊丹市中央部。北の一点を緑ケ丘、北東を高台、東を春日丘、南東を清水、南を桜ケ丘、南西を千僧、西の一点を広畑、北西を瑞穂町と接する。

町内の全域が伊丹市立緑丘小学校および東中学校の校区に属する。

歴史

摂津国川辺郡大鹿村。当初は幕府領で、1662年寛文2年)より麻田藩領となった[1]元禄年間には瑞ケ池を始めとする大鹿村の池が伊丹郷町の水源として活用され、伊丹酒の隆盛を支えるが江戸時代後期には伊丹酒の衰えや隣接する荻野村・千僧村との水利権を巡る争いもあり窮乏を極めた[1]

1889年明治22年)の町村制施行により川辺郡伊丹町大字となり、千僧村にあった飛地稲野村へ編入された。1933年昭和8年)、桜ケ丘住宅地の分譲を開始。1969年(昭和44年)に大字大鹿の中心部で住居表示を実施して大鹿1〜7丁目とする[1]。旧大字大鹿の残余の部分は緑ケ丘・春日丘・高台など独立した町丁となるか清水・船原瑞原中野東などへ編入され、現在は消滅している。

地名の由来

妙宣寺に伝わる1583年天正10年)の『法華経巻釈』や1606年慶長10年)の『摂津国絵図』では、807年大同2年)に坂上田村麻呂が当地の森で大きな鹿を弓矢で射止めたことが由来とされている[1]。「大鹿」の正式な読みは「おおじか」だが、地元では伸ばさずに「おじか」と読まれる場合もある[1]

交通

町内に鉄道は通っておらず、南へ約1キロメートル離れた阪急伊丹線伊丹駅が最寄り駅となる。

町の北西部には、国道171号線兵庫県道331号線十字路を形成する大鹿交差点がある。伊丹市バスでは大鹿口、大鹿東口などの停留所を設けており、近接する春日丘西や緑丘小学校前などの停留所も徒歩圏内で利用可能である。

施設

  • 伊丹市大鹿交流センター
センター前には旧西国街道と有馬道の交差点を示す道標がある[2]

脚注

  1. ^ a b c d e 角川日本地名大辞典 28 兵庫県、290 - 291ページ。
  2. ^ 大鹿交流センター前の道標
  3. ^ “ドン・キホーテ、関西出店戦略を強化、伊丹に第1号店オープン”. 日本食糧新聞. (2002年2月15日). https://news.nissyoku.co.jp/news/nss-8966-0058 2023年11月16日閲覧。 

「大鹿 (伊丹市)」の例文・使い方・用例・文例

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