大般涅槃経における四諦とは? わかりやすく解説

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大般涅槃経における四諦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 17:31 UTC 版)

四諦」の記事における「大般涅槃経における四諦」の解説

大乗の『大般涅槃経』の四諦品(したいぼん)では、通常の四諦新し大乗的解釈加えた涅槃教理的な四聖諦説いている。 苦聖諦 この世の苦を明らかに徹見し、如来常住真理会得すること。また常住法身信じないことが生死の苦の根源であると知ること。 集聖諦 苦の根源煩悩妄執であることを徹見し、それに対して如来の深法は常住にして不変易であり、窮まりないと證知すること。また非法を先とし正法断滅することが生死苦悩を受け集め原因であると知ること。 滅聖諦 苦の原因である一切煩悩除き、苦を滅することが悟り境地であるが、如来秘密(ひみつぞう)を正しく知り修智(しゅち)すれば、煩悩があっても除くことができる。また、衆生一人一人自己内蔵する如来蔵にょらいぞう)(仏性)を信ず一念が苦を滅するということ道聖諦 仏道修行通して一体三宝仏法僧差別なく一体である)と解脱涅槃常住不変易を知り修習すること。また如来常住不変であるから三宝の一体、解脱涅槃経2つ常住不変易であると知ること。

※この「大般涅槃経における四諦」の解説は、「四諦」の解説の一部です。
「大般涅槃経における四諦」を含む「四諦」の記事については、「四諦」の概要を参照ください。

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