大統領選挙の選挙人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:16 UTC 版)
オハイオ州から選ばれるアメリカ合衆国大統領選挙の選挙人の人数は、全米で538人のうちの20人だった。2010年の国勢調査により、これが2人減らされて18人となり、2012年、2016年、2020年の選挙はこれで行うことになる。産業分布や人種構成が全米平均に近い「アメリカの縮図」として知られ、選挙の度に共和党・民主党両党に勝利者が変動する「スイング・ステート」として知られ、1964年から2016年までオハイオ州で勝利した者が大統領に当選しており、「オハイオ州を制するものが大統領選を制す」と呼ばれる。2000年、2004年の大統領選挙では選挙の帰趨を決する役割を果たした。どちらの年も、小差で共和党のジョージ・W・ブッシュ候補を支持した。2016年でも共和党のドナルド・トランプ候補を支持し当選に一役買っている。しかし、2020年はトランプがオハイオ州で勝利したものの全米ではジョー・バイデンが勝利し大統領当選。1960年のジョン・F・ケネディ以来のオハイオ州で破れながら当選した大統領となった。
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