大町 (函館市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/27 08:37 UTC 版)
大町 | |
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町丁 | |
北緯41度46分16秒 東経140度42分50秒 / 北緯41.77111度 東経140.71389度座標: 北緯41度46分16秒 東経140度42分50秒 / 北緯41.77111度 東経140.71389度 | |
都道府県 | ![]() |
市町村 | 函館市 |
人口情報 | |
人口 | 568 人 |
面積 | |
0.22 km² | |
人口密度 | 2581.82 人/km² |
郵便番号 | 040-0052 |
市外局番 | 0138 |
ナンバープレート | 函館 |
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大町(おおまち)は、北海道函館市の地名である。同市西部地区に位置し、海岸にそって広がる。音楽ライブや花火大会の会場になっている緑の島もある。郵便番号は040-0052。
概要
同町をはじめとした函館市西部地区は、函館が港湾都市として発展してきたことを端的に表す地域であり、明治時代や大正時代に建設された建造物が数多く残る[1]。函館市の都市景観形成地域に指定されており、伝統的な街並みを維持している[1]。
町名は1791年(寛政3年)にはみられ、基坂から西へ1丁目から4丁目まであったが、1881年(明治14年)に4丁目(弥生坂以西)は弁天町へ譲った。高田屋の本店もあった[2]。
同町にて、1752年に「貞治六年」(1367年、北朝の元号)と年が刻まれた板碑が発見されており(称名寺にある)、他に同市戸井支所(旧・戸井町)で見つかった2つの板碑から、和人は14世紀後半までには蝦夷地に渡って生活をしていたとしている[3]。
主な施設

- 緑の島
- 海上自衛隊函館基地隊
- 函館市臨海研究所 - 旧・函館西警察署[4]
交通
北海道道457号函館漁港線が町域の中央を縦貫する。道道上には函館市企業局交通部が運営する函館市電が通っており、大町停留場が町域内に所在する。また、山側に並行する山手通には函館バスの路線がある。
- 交通
- 函館市企業局交通部
- 金融機関
- 函館大町郵便局
注釈
- ^ a b “都市景観形成地域の景観デザイン指針”. 函館市. 2024年6月9日閲覧。
- ^ 新編 函館町物語 p.35
- ^ 教科書と一緒に読む 海峡地域の歴史 -津軽・下北・道南- pp.62-63
- ^ はこぶら "旧函館西警察署庁舎(函館市臨海研究所)" 函館市 更新年月日不明 2025年8月8日閲覧
参考文献
- 元木省吾 『新編 函館町物語』 幻洋社 1993年 ISBN 978-4906320028
- 大谷伸治 小瑶史朗 篠塚明彦 瀧本壽史『教科書と一緒に読む 海峡地域の歴史 ー津軽・下北・道南ー』 弘前大学出版会 2025年 ISBN 978-4910425191
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