元町_(函館市)とは? わかりやすく解説

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元町 (函館市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 03:36 UTC 版)

元町
町丁
旧函館区公会堂(2012年7月)
北緯41度45分49.6秒 東経140度42分42.1秒 / 北緯41.763778度 東経140.711694度 / 41.763778; 140.711694座標: 北緯41度45分49.6秒 東経140度42分42.1秒 / 北緯41.763778度 東経140.711694度 / 41.763778; 140.711694
日本
都道府県  北海道
市町村 函館市
人口情報(2024年12月)
 人口 839 人
 世帯数 518 世帯
郵便番号 040-0054
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元町(もとまち)は、北海道函館市の地名。同市西部地区に位置し、八幡坂・旧函館区公会堂元町公園函館山ロープウェイなど、函館市の主要な観光名所が集積する[1]。「箱館」の始まりの地としても知られる[2]。郵便番号は040-0054。

概観

同地区はベイエリア・末広町と合わせて「函館市元町末広町伝統的建造物群保存地区」に指定されており、歴史的価値の高い建造物がいくつも立ち並ぶ。天然の良港であった箱館が海産物交易の集散地として栄える中で、1779年、江戸幕府がロシアの南下に備え蝦夷地を直轄領としたが、同時に、現在の元町公園の位置に「箱館奉行所」を設置した。また、明治時代以降は開拓使函館支庁が置かれるなど、ここ300年における函館・北海道発展の中心地として機能してきた[3]

1854年には、日米和親条約の締結で、江戸幕府は函館を開港した。それに加え、1854年にはアメリカオランダロシアイギリスフランスとの修好通商条約が締結し、函館港は日本最初となる対外貿易港として開港した。この影響で、領事館やキリスト教会の建築など、他の国内都市に類を見ない異国情緒豊かな街並みが形成され始めた。

現在においても、函館観光の中心地として、その役割を大いに果たしている。

主な施設

順不同。

脚注

  1. ^ はこぶら - 函館市公式観光サイト” (英語). www.hakobura.jp. 2025年2月16日閲覧。
  2. ^ 函館市の概要”. www.city.hakodate.hokkaido.jp. 2025年2月16日閲覧。
  3. ^ 函館市元町末広町伝統的建造物群保存地区の概要”. www.city.hakodate.hokkaido.jp. 2025年2月16日閲覧。



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