大町への移転計画とは? わかりやすく解説

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大町への移転計画(1976-1980)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 21:00 UTC 版)

水戸市立図書館」の記事における「大町への移転計画(1976-1980)」の解説

1976年昭和51年3月11日、『水戸市第2次総合計画』が決定し、その中の社会教育の項で中央図書館整備掲げられた。この時点では水戸市当局には以前頓挫した上水戸一丁目土地建設候補地として念頭にあったが、土地形状日当たりなどの面で図書館用地としてふさわしくないことが判明したため、新たに3か所の候補地選定された。ところが市内材木社長から大町三丁目土地図書館用地として提供する申し出があり、中心市街地かつ文教地区好条件であったため、大町図書館建設することが1978年昭和53年)に決定した。また図書館当初公民館との併設想定していたが、図書館併設して相乗効果があるのは文化財保存活用施設であろうという判断下され1979年昭和54年)の水戸市90周年事業目玉として水戸市立図書館郷土資料館仮称)の建設のための補正予算1978年昭和53年6月議会上程された。 1978年昭和53年10月14日には設計コンペが行われ、6社の中から三上建築設計事務所の案が採用された。翌1979年昭和54年6月26日には起工式挙行され1980年昭和55年5月31日竣工6月15日までに末広町からの移転作業終え7月1日に約300人の出席の下で開館記念式典執り行われた。翌7月2日から一般の利用者が閲覧貸出できるようになったこの間1979年昭和54年4月図書館職員が5人から8人へ増員され貸出方式ブラウン方式切り替えられた。さらに1980年昭和55年4月には職員16人に増員された。建設間中には、茨城大学教員一般市民交流の場である市民自由大学から派生して図書館問題懇談会」が発足し新図書館各種提案行い子ども文庫の会の関係者らが「水戸市図書館よくする会」を組織して移動図書館早期実施求めるなど市民運動活発に展開した。両団体意見受け入れられ懇談会提案実施設計反映されよくする会の意見移動図書館導入早めることになった

※この「大町への移転計画(1976-1980)」の解説は、「水戸市立図書館」の解説の一部です。
「大町への移転計画(1976-1980)」を含む「水戸市立図書館」の記事については、「水戸市立図書館」の概要を参照ください。

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