大王像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 00:32 UTC 版)
「en:Kamehameha statues」を参照 カメハメハ1世の像は、現在ハワイ州内の3か所にある。最も有名なのは、ホノルルのダウンタウン、アリイオラニ・ハレ(ハワイ州最高裁判所)にある像である。この像は1878年に、「キャプテン・クックによるハワイ発見100周年」を記念してイタリアで造られたが、輸送の途中海に没したため、再度造られた。左手の槍は平和を象徴し、掲げた右手はハワイの繁栄を表している。像のモデルとなったのはカメハメハ1世本人ではなく、建立当時の王であるカラカウアが宮廷の中から選んだ、特に見た目が美しい男性である。 他の二体は生誕地であるハワイ島北部のカパアウと東部のヒロにあり、いずれも大王と深く関係した土地である。カパアウの像は上で海中へ没したのを引き揚げたもので、ヒロの像は別に最近1960年代に作られたものである。カメハメハ大王像は、そのミニチュアがハワイの土産物になり多くの土産物屋で売られているなど、日本でもよく知られた存在である。 カメハメハ大王像(オアフ島ホノルル) カメハメハ大王像(ハワイ島カパアウ) カメハメハ大王像(ハワイ島ヒロ)
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