浜島と伊勢えび
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 03:18 UTC 版)
旧浜島町は「伊勢えびの町」を宣言し、伊勢えび祭が開かれているが、浜島港の伊勢えび漁獲量は年間4t(2000年〔平成12年〕度)である。この数値は三重県内の港湾別統計によると第9位で、決して大きくはない。なお、県内第1位は同じ志摩市内の和具である。 それにも関わらず伊勢えびの町を名乗っている背景には、浜島にある水産研究所で1988年(昭和63年)に世界初の伊勢えびの人工孵化に成功したからである。国道260号沿いには「伊勢えび大王像」が立てられ、伊勢えびの稚魚(稚エビ)が跳び跳ねる様子を踊りにした「じゃこっぺ踊り」 が創作されるなど、伊勢えびを利用したまちづくりが展開されている。
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