カパアウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 14:22 UTC 版)
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カパアウ(ハワイ語: Kapaʻau、英語: Kapaau)はアメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島ノースコハラにある町で、ハワイ島の最北部のコハラ山地の北側にある。カメハメハ大王が生まれた所として知られている。
概要
カパアウはアメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島のノースコハラにある町で、CDPでの人口は千人余。ハワイ島の最北部のコハラ山地の北側にある[1]。
歴史的には、すぐ西隣りのハヴィと共にカメハメハ大王が生まれ育った所として知られていて、それを記念したカメハメハ大王像が街中のカパアウ・コミュニティーセンター前にある。これはパリで制作され、輸送船が途中フォークランド諸島で遭難して失われ、再製作された像はホノルルのハワイ州都歴史地区にあるが、元の像はその後リカバーされて、カパアウに設置された[2]。
カパアウは地方裁判所や高校があり、この地域の中心地になっている。また、すぐ東にあるポロルー渓谷への入り口にもなっている[3]。
交通
ハワイ島の西のカイルア・コナと東のヒロを北回りで結ぶハワイ州道19号線上のカワイハエから北へ向かって後に東へ伸びるハワイ州道270号線に沿った町である。
関連項目
脚注
- ^ 旅行ガイド『地球の歩き方リゾート、ハワイ島』(ダイヤモンド・ビッグ社、2007年) p.183
- ^ カメハメハ大王像、カパアウ、ハワイ島
- ^ 英文ガイドブック「Lonely Planet - Hawaii」pp. 256-257 (Lonely Planet Publications, 2009) p.261
カパアウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/12 04:24 UTC 版)
カパアウ(Kapaau)は人口1160人が居住するノース・コハラ最大の町であり、ノース・コハラ市民センターの前に立つカメハメハ大王像で知られる。1883年にホノルルの市街地に設置されたものと同じもので、1880年、アメリカ人彫刻家トーマス・グルードによって作られたものである。ホノルルのカメハメハ大王像は本像が輸送中にフォークランド沖で沈没したために再度オリジナルの型から複製されたものであり、カパアウの像は海底から引揚げられた後にカメハメハ1世が幼年期を過ごした地であるカパアウに設置された。その他、カメハメハ1世が力を誇示するためにビーチから運んだと言われるカメハメハ大王の石などがある。この地区の高校、コハラ高校(Kohala High School)もここにある。
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