大王ヤンマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:31 UTC 版)
人の身長と同程度の体長の翅蟲で、細身の体に同形同大の翅を持つ。青緑色の体に2対の翅を持ち、脚は4対で、赤い眼は頭部側面の大きな1対の他、頭部側面の小さなものを1対持つ個体と、茶色がかった緑色の体に4対の翅を持ち、脚は多数で、赤い眼は頭部側面の大きな1対の他、頭部前面に横一列に並ぶ小さなものを5つ持つ個体がいる (体色はどちらも映画版) 。クチバシ状の口器を持ち、口腔内には舌のようなピンク色の器官がある。活動の際には、身体から軋むような音を発する。「森の見張り役」と呼ばれ、腐海に何らかの異常が起こった時、他の蟲を呼び集める働きを持つ。人間を攻撃する王蟲等に随伴する事が多いが、自ら人間を襲う描写はほとんどない。ヤンマに似ている。
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