大植バイパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:49 UTC 版)
大植バイパス(おおうえバイパス)は、高知県吾川郡仁淀川町大植の織合から太郎田に至る延長3.04 kmのバイパス道路である。現道では道路を利用する歩行者は多くなく、事業全体の費用便益分析 (B/C)は0.4と試算されているが、緊急輸送道路や太郎田に至る唯一の生活道路であることを考慮し、急カーブや幅員狭小で離合困難な箇所を解消するために1989年(平成元年)より道路整備が実施されている。起点側から大植工区1.140 kmと太郎田工区1.900 kmに分割して工事着手し、終点側の太郎田工区は2000年(平成12年)3月に全線で供用を開始した。残る大植工区は1995年に工事着手し、トンネルや橋梁といった構造物の建設が多くを占めており、近年のコスト縮減策によって完成が遅れているが、最後のトンネルとなる織合トンネルが2012年(平成24年)4月11日に起工し、2013年(平成25年)度の完成を目指して工事中であったが、2014年(平成26年)7月26日に全線開通した。
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