大戦中の改装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:17 UTC 版)
「5500トン型軽巡洋艦」の記事における「大戦中の改装」の解説
大戦中期より機銃の増備、レーダーの搭載などは他の日本海軍艦艇と同様である。レーダーは艦橋トップもしくは前マストに21号を搭載している。レイテ沖海戦に参戦した艦は後マストに22号を搭載していた。一部の艦は後マストに13号も装備したと考えられるが時期としてはレイテ沖海戦後の1944年11月以降と考えられ写真も残っていない。 長良は1943年(昭和18年)ころに航空兵装と5番、7番主砲を撤去し、代わりに7番主砲跡に12.7cm連装高角砲1基を、また25mm三連装機銃2基、連装機銃4基などを装備している。当時まだ戦没していない他の艦も同様の改装を受けたと推定される。 五十鈴は1944年(昭和19年)の損傷修理の際に主砲を全て撤去し、12.7cm連装高角砲3基を装備、一種の防空巡洋艦になった。また北上は1944年(昭和19年)から1945年(同20年)にかけて回天搭載艦への改造がされている。
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