大学の編入学試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 02:48 UTC 版)
大学の編入学試験は以下の者を対象とし、主に3年次に入学する者を選抜する試験である。 下記の学校の卒業者及び卒業見込み者短期大学(学校教育法第108条第2項) 高等専門学校(高専)(第122条) 専修学校専門課程(専門学校)(第132条) 下記の学校の専攻科の修了者及び修了見込み者高等学校(第58条の2) 中等教育学校(第70条にて第58条の2を準用) 特別支援学校(第82条にて第58条の2を準用) 大学の2年次修了者及び修了見込み者 なお、大学の2年次修了者等は、後述するところの転入学となることもあるが、編入学・転入学試験等として一括して行うことも多い。編入学年次を2年次とするところもある。文系学部や医学部等においては受験資格を大卒・大卒見込みとする場合もありこれは学士編入と呼ばれる。 編入学試験の試験科目は、語学・専門科目・面接という場合が多いが、理系学部では、さらに理数系科目が追加される場合がある。試験は各大学・学部の独自作成問題による。また、国立大学の理系の特定学部では、主に短期大学、高等専門学校の同一専攻の卒業見込み者を対象に推薦編入学制度を持つ場合も多い。私立大学が系列や提携の短期大学・短期大学部に対して推薦編入学枠を用意している場合もある。 選考実施の時期は 夏季-9月にかけて行われる場合や年度末の2-3月にかけて行われる場合が多い。編入学定員を設けて行う場合の多くは前者であり、後者の場合は欠員補充の意味合いが強い。しかし、12月に実施されるケースもあり、選考時期として特に統一された時期は無く、各大学・学部の自主性に委ねられている。
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