大学の落語研究会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 23:20 UTC 版)
「落語研究会 (サークル活動)」の記事における「大学の落語研究会」の解説
早稲田大学で、小沢昭一、大西信行、加藤武らが、落語研究会を創設したのが、(学校での)落語研究会の創始である(名称は「寄席文化研究会」としたかったが、大学に認めてもらえず「庶民文化研究会」とした)。小沢や加藤の卒業後に活動はいったん途絶えたが、昭和29年頃から復活、暉峻康隆や石川栄躍などの協力も得てプロの若手気鋭の落語家を招き落語会を開催するようになる。 組織ごとにサークルは存在するが、大学の部活動・クラブ活動・サークル活動が特に知られている。プロ落語家によって指導されることも多く、プロ落語家の供給源ともなってきた。 アマチュア落語といっても、現役大学生が所属する落語研究会と社会人を中心とした天狗連とのつながりは少ない。大学卒業後、アマチュアとして落語を続けるために天狗連に入会するケースはある。 落語研究会が無い大学の学生が落語の腕を磨き交流するために他大学の落語研究会に籍を置く場合もあるが、コンテストなどに出場する場合は、あくまで入学した大学の所属で出場する。 早稲田大学落語研究会出身であるサンキュータツオがキュレーターを務める渋谷らくごでは、一般料金・学生料金とは別に、割安な「落研料金」を設定している。
※この「大学の落語研究会」の解説は、「落語研究会 (サークル活動)」の解説の一部です。
「大学の落語研究会」を含む「落語研究会 (サークル活動)」の記事については、「落語研究会 (サークル活動)」の概要を参照ください。
- 大学の落語研究会のページへのリンク