大井神社_(京都市)とは? わかりやすく解説

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大井神社 (京都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/29 23:11 UTC 版)

大井神社

社殿入口
所在地 京都府京都市右京区嵯峨天竜寺造路町36
位置 北緯35度0分51.29秒 東経135度40分40.80秒 / 北緯35.0142472度 東経135.6780000度 / 35.0142472; 135.6780000 (大井神社)座標: 北緯35度0分51.29秒 東経135度40分40.80秒 / 北緯35.0142472度 東経135.6780000度 / 35.0142472; 135.6780000 (大井神社)
主祭神 宇賀霊神
社格 式内社(小)論社
村社
創建 不詳
本殿の様式 流造
別名 堰神社・大橋神社
例祭 10月8日
地図
大井神社
大井神社 (京都市)
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鳥居

大井神社(おおいじんじゃ)は、京都府京都市右京区嵯峨天竜寺造路町にある神社式内社論社で、旧社格村社

渡月橋北詰に位置する。別称を「堰神社」「大橋神社」とも[1]

祭神

現在の祭神は次の1柱[2]

元々の祭神は大綾津日神大直日神・神直日神であったとされる。

歴史

概史

創建は不詳。一説として秦氏が葛野大堰を築き当地を開拓した際に治水神として祀ったのが創祀ともいわれるが、明らかではない[1]。また『日本三代実録』貞観18年(876年)7月21日条に見える「山代大堰神」を当社に比定する説もあるが、これも明らかでない[1]

延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳では山城国乙訓郡式内社として「大井神社」の記載があり、当社はその論社とされている[1]。ただし現社地は旧葛野郡に属することから、『式内社調査報告』では当社は式内大井神社ではなく松尾大社末社の堰神であるとし、式内大井神社は廃れたと推測している[3]

明治10年(1877年)3月26日に近代社格制度において村社に列した[2]。現在の社殿は野宮神社の旧社殿を移築したものである[2]

神階

脚注

  1. ^ a b c d 大井神社(平凡社) & 1979年.
  2. ^ a b c 境内説明板。
  3. ^ 笠井倭人 「大井神社」『式内社調査報告 第1巻』 式内社研究会編、皇學館大学出版部、1979年。

参考文献

外部リンク

  • 大井神社 - 京都市産業観光局「京都観光Navi」

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