夢つくし【ユメツクシ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4414号 |
登録年月日 | 1995年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 夢つくし よみ:ユメツクシ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 福岡県 | |
品種登録者の住所 | 福岡県福岡市博多区東公園7番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 今林惣一郎 濱地勇次 古野久美 西山壽 松江勇次 吉野稔 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「キヌヒカリ」に「コシヒカリ」を交配して育成された固定品種であり,育成地(福岡県筑紫野市)における成熟期は早生の早,稈長が短く,良食味の水稲,粳種である。 草型は偏穂数型,稈長は短,稈の細太はやや細,剛柔は中,止葉の直立の程度はやや立,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや短,穂数は中,粒着密度はやや密である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は稀,芒長は極短である。玄米の形,玄米の大小及び精玄米千粒重は中,見かけの品質は上の下,光沢は良,食味は上の中である。出穂期及び成熟期は早生の早,穂発芽性は難,耐倒伏性はやや強,収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i ,穂いもち圃場抵抗性はやや弱,葉いもち圃場抵抗性は弱である。 「ミネアサヒ」と比較して,穂長が短いこと等で,「キヌヒカリ」と比較して,穂発芽性が難であること,葉いもち圃場抵抗性が弱いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,福岡県農業総合試験場(福岡県筑紫野市)において,昭和63年に「キヌヒカリ」に「コシヒカリ」を交配し,平成元年に雑種第3代で個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。3年から「ちくし6号」の系統名を付し,生産力検定予備試験及び特性検定試験を行い,地域適応性を検討し,その特性を確認して育成を完了した。5年は雑種第9代である。 |
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