外観・設備等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 01:21 UTC 版)
第5期歌舞伎座の外観は意匠設計・隈研吾 低層で和風桃山様式を採用。4階建て全1,964席で通常の1等席~3等席以外に桟敷席と一幕見席(後述)を配置。 高層オフィスビル「歌舞伎座タワー」(高さ145メートル、軒高135メートル。地下4階地上29階建て)と地下広場「木挽町広場」を併設。歌舞伎座タワーは5階のみ一般に開放。タワー5階と木挽町広場は劇場外という扱いなので、チケットなしで出入りできる。 タワー5階には歌舞伎に使用する衣装や小道具等が展示されている歌舞伎座ギャラリー(有料)、第4期歌舞伎座の瓦や河竹黙阿弥の石燈籠等が展示されている屋上庭園(無料)等がある。木挽町広場にはシンボルとなる巨大な提灯が設置されている他、土産や弁当の販売等を行っている。 主な設備は以下のとおりである: 劇場内喫茶室(1階)、ドリンクコーナー(1階、2階、3階) お食事処(2階、3階) お土産処(1階)、座・のれん街(=お土産や甘味等を販売、3階) ロッカー(地下一階)、トイレ(各階) 劇場正面切符預かり所(正面右)、一幕見席(後述)の切符売り場(正面左) 歌舞伎座タワーお土産処、歌舞伎座ギャラリー、屋上庭園、木挽町ホール等(いずれも5階) 木挽町広場切符売り場、お土産処、弁当売り場、コンビニ、シンボルとなる巨大な提灯等 歌舞伎座場外歌舞伎そば(歌舞伎座裏) 木挽町広場は地下鉄東銀座駅と地下で直結する。観客はここから直接客席へ行くことはできず、一旦エスカレーターで地上へ出て正面玄関から入る形をとっている。 歌舞伎座と歌舞伎座タワーを併せて「GINZA KABUKIZA」という名称が定められ、キャッチコピー「イザ、ギンザ、カブキザ。」や、シンボルマークも制定された。 歌舞伎座は耐震性が特に重視されたうえ、銀座地区の防災拠点と帰宅困難者一時避難場所としても機能するように設計されている。 切符預かり所 一幕見席入口 歌舞伎座ギャラリー(2019年撮影) 屋上庭園(2019年撮影) 地下2階、木挽町広場(2018年5月24日撮影) 歌舞伎そば(2021年3月15日撮影)
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