増床前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 00:18 UTC 版)
イオンモールの出店は、宮崎市内の各店舗に影響を及ぼしている。中心市街地の空き店舗率はイオンモールの出店以前から上昇傾向にあった。この対策として、2005年には宮崎市中心部の345の事業者により「Doまんなかモール委員会」(どまんなかもーるいいんかい)を結成。各種イベントの実施や営業時間の延長などの対策を共同で行っている。これに関連して、宮崎市中心部にある宮崎山形屋はイオンモールの出店を受け、2006年9月に売場面積を1.4倍とする増床を行い、売上を前年同期比で2割増加させた。2007年10月には、カリーノ宮崎が中心市街地のオフィス客をターゲットにした改装を完了した。更に2008年6月には宮崎山形屋の東側に、地権者と宮崎市による再開発事業として立体駐車場 (Y・Y PARK) が完成した。 また、宮崎市中心部にはイオングループの百貨店「ボンベルタ百貨店」のひとつであるボンベルタ橘が既にあり、イオンモールの出店時にはイオングループの店舗としての存続が強調されていたが、結局、2007年11月にクアトロエクゼキューションズがイオンの所有する全株式を取得したことにより、イオングループを離脱した。その後、クアトロ社のオーナーの不祥事により、地元資本による立て直しを図った。
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