基本機能および特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 13:57 UTC 版)
「RPGツクール95」の記事における「基本機能および特徴」の解説
主に、以下のような特徴があった。 作成したゲームは従来のキーボード操作の他、マウスで操作することも可能である。 WAVEファイルやAVIムービーも使用可能になった。また、完成作品のCD-ROM媒体での配布を想定して、CDトラックの音源を流すことも可能であった。画面の色数も従来の16色から256色に拡大された。 Dante98シリーズでは不可能だったコマンドが実装され(選択肢が4択まで可能になるなど)自由度が広がった結果、数々の作品が生み出された。名作も多数存在する(詳細は#著名作参照)。 「変数」「ループ」「条件分岐」などDante98IIでは採用されていた(そしてRPGツクール2000でも採用されることになる)いくつかの機能が搭載されていない為、複雑なイベント処理や自作システムを作るには工夫と根気が必要である。しかしながら、コンテストパーク受賞作品などの公開作品には、パズルゲーム(例:「リフレクターズ」)やアクション性のあるミニゲーム集(例:「こんな二枚目いやだ!」)など、限られた機能を駆使して作られたものが多数存在する。 能力値(力や素早さなど)の名前を始めとした様々なテキストを自由に編集できるようになった。これにより魔法を「特技」と言い換えたり、通貨単位をGから「円」などに言い換えることが可能になった。 戦闘中のメッセージも編集可能で「~を倒した」を「~よりあなたは強かった」(コンテストパーク受賞作品「クッキングアドベンチャー」より)など、気の効いた表現に置き換えることも可能になった。
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