城戸 拓馬(きど たくま)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 21:37 UTC 版)
「WILD PITCH!!!」の記事における「城戸 拓馬(きど たくま)」の解説
本作の主人公で、青流高校の左腕エース投手。愛称は「拓」。高校時代の背番号は1。負けん気の強い俺様気質のピッチャーで、持ち球はカーブとMAX140キロのストレート。県予選決勝で敗れたものの、県大会や甲子園で高打率を残した猪俣を唯一無安打に抑えた。高校時代は野球に情熱を傾ける一方で、親友の安部と共にフォークデュオ・「たくあん」を結成し、路上ライブを行なっていた。プロ野球リーグ「東京スパローズ」のスカウトの佐井が青流高校に日参する姿を見て、自分を見に来てくれているものと思い、プロ志望届を提出するがドラフト会議で指名されず一時は自暴自棄になる。しかし再び野球への情熱を取り戻し、高校卒業後に群馬県をホームにする「レディバグズ」という独立リーグのチームに入団する(レディバグズでの背番号は29)。入団1年目は、ブルペンでビュンビュン飛ばして投げることが首脳陣へのアピールになると勘違いし、何も考えず自分が投げていて気持ちが良い球ばかり投げていたために痛打を食らうことが多かったが、投手兼任コーチの加山から自分の動きや試合の動きを常にイメージしてブルペンで投げるようにアドバイスを受けたことで、投球の幅が広がり、状況を考えて冷静に投げることができるようになった。独立リーグでの2年目が終わってから岩渕と珠美から、球界再編により新球団が4チーム増えるために若手選手のトライアウトが東京グランデの二軍球場で行われることを教わり、そのトライアウトで急遽特別参加した猪俣を空振り三振に仕留めたことが、新球団「むさしワイルドキャッツ(後のむさしストレイキャッツ)」の監督兼選手・北山の目に留まり、ストレイキャッツに育成選手として入団した。背番号は育成選手時代は001、支配下選手になってからは45。
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