城と都市防衛施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 07:45 UTC 版)
ミルヒリング家の古いバート・オルプ城から(おそらくは古い Orbaha城の中核部分)、1986年から1988年に宮殿(現在は博物館)が復元され、1981年から1982年には旧十分の一税倉庫が「ハウス・デス・ガスト」(催事場)として改築された。 13世紀後期の方形の見張り塔と市門のアーチを含む市壁の一部はフィリップ源泉およびルートヴィヒ源泉の近くが保存されている。市壁には、フッ素を含有した塩化ナトリウム・炭酸泉 (13 ℃、pH 6) の供給口があり、市の北にはもう一つの源泉(マルティン源泉)がある。市壁に面した2つの源泉のほこら(1959年および1961年建造)には泉が湧き出ているが、これは本物の鉱泉ではなく、真水(ただし引用不可)である。源泉は 70 m 以上の深さから汲み上げられる。 1838年の火災以降、防衛施設のうち城壁内側の通路、胸壁、11基の半円形の塔が取り壊された。火災後の家屋の再建の際、残存していた壁の遺構は納屋の建設資材となった。現在、こうした「納屋」の中には、芸術家のアトリエになったり、食堂になっているものもある。 かつて市壁を囲んでいた水堀は、その痕跡を見ることができるだけである。 かつての 3つの市門のうち、オーバートーア(上の門)だけが現存している。ウンタートーア(下の門)とヨストーア(ヨス門)は取り壊された。ウンタートーアの代わりに、現在特殊鋼で造られたアーチと1988年に制作されたシュヴァルバッハの泉がある。
※この「城と都市防衛施設」の解説は、「バート・オルプ」の解説の一部です。
「城と都市防衛施設」を含む「バート・オルプ」の記事については、「バート・オルプ」の概要を参照ください。
- 城と都市防衛施設のページへのリンク