地震活動の記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 16:26 UTC 版)
「サンアンドレアス断層」の記事における「地震活動の記録」の解説
カリフォルニアで文字による地震活動の記録が始められたのは西部開拓が開始されてからのことであり、古い時代の記録は残されていない。サンアンドレアス断層が関係した大きな地震で、はっきりとした記録が残っているものとしては以下がある。 1857年1月9日 - フォートテフォン地震(英語版)。モーメント・マグニチュードは推定7.9。震源はパークフィールド南方と考えられている。サンアンドレアス断層の中部セグメントから南部にかけて350kmにわたって破壊が生じた。当時のカリフォルニアは人口も希薄で、2人の死者が出たにとどまった。 1906年4月18日 - サンフランシスコ地震。マグニチュード7.8。サンアンドレアス断層の北部セグメントにおいて430kmにわたって破壊が生じた。地震とそれに続いた火災によって当時新興都市であったサンフランシスコは壊滅状態となり、3,000人が死亡し22万人が家を失った。 1989年10月18日 - ロマプリータ地震。マグニチュード6.9。サンタクルーズ周辺で40kmにわたって破壊が生じた。サンフランシスコで大きな被害が出た。死者63人。 1994年1月17日 - ノースリッジ地震。マグニチュード6.7。この地震はプレート内部の活断層が動いたものでサンアンドレアス断層は直接の震源ではないが、上述のこの地域の地殻変動に起因するものである。ロサンゼルスを中心に高速道路が倒壊するなどの大きな被害が出た。死者60人。 2004年9月28日 - パークフィールド地震(英語版)。マグニチュード6.0。下記に詳述する。
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