地震活動の推移
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 16:06 UTC 版)
「熊本地震 (2016年)」の記事における「地震活動の推移」の解説
最初の地震から1か月後までには、大分県中部の地震活動は低下した。熊本県熊本地方および阿蘇地方では、5月以降減衰傾向であるが6年後の2022年現在も活動が継続している。 4月14日21時以降、2年後の2018年4月13日までに一連の地震で震度1以上を観測する地震(有感地震)は4,481回発生しており、うち最大震度4以上の地震は145回発生している。最初の地震から1年間の有感地震は4,297回で、新潟県中越地震の999回、鳥取県西部地震の1,196回を超え、内陸または沿岸で発生した地殻内地震としては、震度計による観測が始まった1996年4月以降で最多となっている。 気象庁は、複数の地震を一つの地震としてカウントしていた地震について精査を行い10月11日に発表した。精査の結果、最大震度1以上の地震回数が確定し、最大震度5強の地震が1回(15日0時6分)、5弱の地震が3回(14日23時43分、16日3時9分、16日9時50分)増えるなど、10月10日24時現在で、有感地震は計1,944回増え、2,136回から4,089回へと修正された。 最大震度3以上の地震の回数(熊本県熊本地方、熊本県阿蘇地方、大分県西部、大分県中部)日最大震度小計345弱5強6弱6強74月14日(21時以降)21 12 2 — 1 — 1 37 4月15日19 10 1 1 — 1 — 32 4月16日153 51 6 1 2 1 1 215 4月17日29 11 — — — — — 40 4月18日23 4 — 1 — — — 28 4月19日20 2 1 1 — — — 24 4月20日15 1 — — — — — 16 4月21日11 2 — — — — — 13 4月22日4 1 — — — — — 5 4月23日1 — — — — — — 1 4月24日から5月 7日まで45 9 — 1 — — — 55 5月 8日から5月21日まで18 2 — — — — — 20 5月22日から6月 4日まで9 — — — — — — 9 6月 5日から6月18日まで5 2 1 — — — — 8 6月19日から7月2日まで5 2 — — — — — 7 累計378 109 11 5 4 2 2 510
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