地球に所縁のある人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 08:08 UTC 版)
「SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK」の記事における「地球に所縁のある人物」の解説
大山トチロー 声 - 山口勝平 ハーロックの親友にしてアルカディア号の製作者。作中では既に故人であるがその心はアルカディア号の中枢大コンピュータに宿っている。同時に宇宙の裏側にて死の直前の状態で存在し、そこで生活を営んでいる。 作中、ヤッタランの発言を受けて「生きていると同時に死んでいる世界」である裏側の世界にハーロックは意図的にヌーを追いつめることで侵入し、そこに庵を構えていた彼と再会する。 ハーロックより石版のデータを受け取った後、すぐさま密度行列砲の全容を理解する。ハーロックに密度行列砲の原理を語った直後、作成した「大山式密度行列砲」を裏の世界の中枢に向けて発砲することで、表の世界で密度行列砲によって無理矢理裏側の世界に転移させられた全てのものを元の位置に戻すことで地球の完全な消失とヌーの復活を阻止した。 アルカディア号が元の世界に戻り行く際にハーロックより「こんな時でもなければ酒を飲み明かしたい」という言葉を受けるも「そんな日(ハーロックが死んで裏側に来る日)は来ない方がいい」と言葉を返し、彼の心も中枢大コンピュータに戻って行った。 少女 声 - かないみか 容姿はトチローの愛娘、まゆの姿をしているが作中では本人であるとは断言されていない。ヌーの下に堕ちんとしていた螢の精神をオカリナの音色でつなぎとめる。またトチローの元へハーロックを案内するなどの行動をとる。加えて体を持たない裏側のヌー達から地球に残っていた人々をずっと守り続けていた。 ハーロックとトチローに非常に懐いており彼等との再会を心から喜び、安心してトチローの庵でうたた寝をする。作中最後の描写はアルカディア号が元の宇宙に戻る際に目覚めてハーロックに対して呼びかけをするところで地球が元の位置に戻っていく。
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