国立公園に指定されるまでの試行の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/07 08:06 UTC 版)
「グアダラマ国立公園」の記事における「国立公園に指定されるまでの試行の歴史」の解説
1920年代にペニャラーラ峰登山団体がグアダラマ山脈は国立公園として指定する必要があると提案した。この国立公園化計画は21世紀初頭にマドリード州が復案させるまで保留状態に置かれていた。この国立公園の未指定に代え、この山脈のいくつか地域には異なる保護が与えられていた。 1984年より、エル・エスコリアル修道院が世界遺産として保護されている。(マドリードのエル・エスコリアルの修道院と王室用地) 1990年に、スペインの自然公園として、ペニャラーラ自然公園が指定された。この自然公園には両生類にとって重要である湿地帯を含み、2006年にはラムサール条約登録湿地に「マシソ・デ・ペニャラル湿地」(Humedales del Macizo de Peñalar)として指定された。この自然公園に含まれる鳥類の生存保護のための特別保護区には境界が敷かれている。 1980年代には「クエンカ・アルタ・デル・マンサナーレス地域公園」(Parque Regional de la Cuenca Alta del Manzanares)として広域公園が設立されている。この領域にはマンサナレス川上域の浅瀬が含まれており、これは1992年に「クエンカ・アルタ・デル・リオ・マンサナーレス」(Cuenca Alta del Río Manzanares)として生物圏保護区に指定された。 国立公園化の提案が21世紀の初頭に提案されたとき、この公園はスペインにおいて4番目に大きな国立公園となるはずであった。2006年には国立公園の指定はすぐに成されるようにみえた。国立公園化計画のマドリード州の州境にかかる部分は2006年11月に承認されている。
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