国立公園としての保護
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 18:25 UTC 版)
1972年(昭和47年)5月15日にこの海域が西表国立公園(現西表石垣国立公園)に指定され、1977年(昭和52年)7月1日にはそのうちタキドゥングチ、シモビシ(以上、竹富島周辺)、キャングチ(黒島周辺)、マイビシ(新城島周辺)の4地区が海中公園地区(現在の海域公園地区)に指定された。2012年(平成24年)3月27日には、前記4地区がそれぞれ拡張されるとともに、新たに竹富島南沖礁地区が海域公園地区に指定されて、石西礁湖内の海中公園地区は5地区となった。各地区の概要は以下のとおり。 竹富島タキドゥングチ・石西礁湖北礁・ヨナラ水道 3,281.9 ha。竹富島北西側から浜島や嘉弥真島の北側を経て小浜島西側のヨナラ水道に続く海域。 竹富島シモビシ 221.0 ha。竹富島の南西約3km沖に位置する大型離礁の周辺海域。 黒島ウラビシ・キャングチ・仲本海岸 2403.2 ha。黒島周囲の海域。ウラビシは黒島の北東約2km沖に位置する大型離礁、キャングチは黒島の東岸約500m沖に位置する裾礁。仲本海岸は黒島西側の海岸。 新城島マイビシ 179.7 ha。新城島上地島の北西約1km沖に位置する離礁群の周辺海域。 竹富島南沖礁 424.2 ha。竹富島の南約2km沖に位置する離礁が点在する海域。 また、2001年(平成13年)12月に環境省によって「日本の重要湿地500」に選定され、2016年(平成28年)4月22日にはこれを見直した「生物多様性保全上重要な湿地」(略称:重要湿地)に選定されている。
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