図鑑 (くるり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/11/03 15:14 UTC 版)
図鑑 | ||||
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くるり の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | 2000年1月21日 2005年9月22日(再発) |
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録音 | 河口湖スタジオ | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | 57分17秒 | |||
レーベル | SPEEDSTAR RECORDS | |||
プロデュース | くるり、ジム・オルーク | |||
チャート最高順位 | ||||
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くるり 年表 | ||||
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『図鑑』(ずかん)は、くるりの2枚目のオリジナルアルバム。2000年1月21日にSPEEDSTAR RECORDSから発売。
目次 |
概要
ジム・オルークをプロデューサとして迎え制作された作品である。「マーチ」や「青い空」など絶叫系のギター・ロックが多いのが特徴だが、「ピアノガール」や「屏風浦」などのように穏やかな雰囲気の曲もある。
CDの帯などに記載されたキャッチコピーは「ほんとにすごいぞ、くるり」。
「青い空」、「街」が先行シングル曲としてリリースされている。
このアルバムには、モノラル録音を行った曲が存在する(STEREO/MONOの表記)。
サポートドラマーとしてあらきゆうこ、根岸孝旨などが参加している。
背景
「ROCKIN'ON JAPAN」誌上において、ボーカルの岸田繁はこのアルバムを制作していた時期について次のように振り返っている。「バンドもすごい仲の悪かった時期で…」。この仲の悪かった理由について岸田は、仕切り屋である自分と、ベースの佐藤征史、ドラムの森信行が楽曲を完成させてく過程で生まれたものであったと語っている。これは、くるりとしてさらに出来ることの幅を広げたい岸田が、のほほんとした森に対して感じたもどかしさからきたようである。岸田はこの時期の自身を「まぁ俺がギスギスしてたっていうのもあるし…。」「怖かったなあ、あん時。ちょっとおかしくなってた」などとも述べている。
収録曲
表記のないものに関してはすべて作詞・作曲は岸田繁。
- イントロ
- マーチ
- 青い空<アルバムmix>
- ミレニアム
- 惑星づくり(作曲:くるり)
- 窓
- チアノーゼ
- インディーズの頃から存在した曲。
- ピアノガール
- ABULA
- 屏風浦
- 街
- ロシアのルーレット
- ホームラン(作詞・作曲:佐藤征史)
- ベースの佐藤が作詞と作曲の両方を手掛けている数少ない曲である。
- ガロン<ガロ~ンmix>(作詞:岸田繁 作曲:岸田繁/佐藤征史 編曲:中村弘二)
- 宿はなし
関連項目
- 屏風浦駅 - トラック10番の「屏風浦」の名前元
参考文献
- ロッキング・オン:ROCK'IN ON JAPAN 8月号, 2006
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「図鑑 (くるり)」の例文・使い方・用例・文例
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