和歌山市内の商業への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 15:54 UTC 版)
「イオンモール和歌山」の記事における「和歌山市内の商業への影響」の解説
昭和初期には大阪・ミナミと肩を並べるほどの繁華街であったぶらくり丁商店街では、1998年(平成10年)12月に和歌山大丸が駐車場不足や売場の小ささから来る競争力の不足で閉店、2001年(平成13年)2月26日に丸正百貨店が年自己破産を申請して閉店、同年5月にはビブレも閉店して集客力のある大規模小売店舗が全て閉店する事態となり、衰退傾向は一気に加速した。 さらに、当施設の開業などで競争が一段と激しくなることから業績の回復が難しくなるとして、当施設の概要発表直後の2013年(平成25年)12月26日に髙島屋が南海電鉄和歌山市駅ビルに出店している和歌山店を2014年(平成26年)8月末で閉店すると発表しており、和歌山市の中心市街地の空洞化が一段と進むことになった。 当施設が和歌山市の中心市街地からは離れていることから、中心市街地にとっては波及効果ではなく競合による顧客流出で空洞化が促進される恐れがあるとの指摘がなされている。 また、同じ和歌山市内にある県内最大手スーパーのオークワが運営するショッピングセンター「パームシティ和歌山」及び核店舗の「オークワ パームシティ和歌山店」は、当店との競合に対応するために改装を行い、2013年(平成25年)12月6日に「スーパーセンターオークワ パームシティ和歌山店」として業態転換の上、新装開業している。
※この「和歌山市内の商業への影響」の解説は、「イオンモール和歌山」の解説の一部です。
「和歌山市内の商業への影響」を含む「イオンモール和歌山」の記事については、「イオンモール和歌山」の概要を参照ください。
- 和歌山市内の商業への影響のページへのリンク