周南・関門局編成1本化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 11:28 UTC 版)
1964年10月1日に、テレビ西日本はフジテレビ系列にネットチェンジし、九州朝日放送がNETのフルネット局になった。したがって、福岡県から日本テレビ系列局が消滅した。これにより関門テレビの番組規制(前項 3.)が無くなったため、山口放送テレビの番組は、徳山本局・関門テレビ同時ネットになった。 ネットチェンジにより日テレ系列局が消滅したしたことに伴い、北部九州地区へカバーする目的で日本テレビは山口放送と業務協定を結んだ。なお、九州におけるNNNのニュース取材については福岡放送が開局するまで日本テレビが福岡に九州分室を設置していた。 このように、1969年に福岡地区に、日本テレビ系の福岡放送 (FBS) が開局するまでは、事実上、KRYが福岡県での日本テレビ系列を補完する役割を持っていたといえる。 なお、当時の名残はその後も残り、山口放送からのコールサインは、『JOPF-TV山口放送テレビジョン』『JOPM-TV山口放送関門テレビジョン』と並列してアナウンスされる状態が1990年代後半まで続き、関門テレビでも、ごく一部ではあるが、番組差し替えが行われていた。24時間放送開始後も、「オープニング」「クロージング」画面上は、『JOPF-TV』『JOPM-TV』と、周南・関門両局のコールサインが並列表示されていた。地上デジタル放送では周南本局のみが親局となったため、2011年7月24日の地上アナログ放送終了をもって、関門テレビ『JOPM-TV』の送信が終了した。
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