向斜
【英】: syncline
褶曲構造{しゅうきょくこうぞう}の一部で、地層が下方に撓曲{とうきょく}し層序的に上位の地層がその中核に出ている部分(図参照)。 垂直的に最も低い点を結んでできる線を底、両側の斜面に当たる部分を翼あるいは脚、両側の脚を二等分する面を向斜軸面、向斜軸面と各層の交線を向斜軸という。 ![]() |

向斜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/14 02:19 UTC 版)
向斜(こうしゃ、英: syncline[1])は、構造地質学において、新しい地層が中心側に来ているような褶曲構造である。右の図において、SYNCLINEとある地形の谷になっている部分が向斜である。これに対して、ANTICLINEとなっている地形の山になっている部分は背斜と呼ばれる。
- ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、83頁。ISBN 4-8181-8401-2。
- ^ Synclinorium. (2008). In Encyclopædia Britannica. Retrieved May 03, 2008, from Encyclopædia Britannica Online: http://www.britannica.com/EBchecked/topic/578375/synclinorium
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