向挙
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向挙(こうきょ、中国語: 向舉、生没年不詳)は、蜀漢の人物。青衣侯。
三国志・先主伝に、建安二十五年(220年)に劉備に即位を勧める前段として瑞兆を告げる臣下の二番目にあげられている[1]。
華陽国志・巻三に、漢嘉県で当時手本になった人物としてその名が見られる[2]。
三国志演義には、劉備に即位を勧める場面で「尚挙」(しょうきょ)が青衣侯として登場している[3]。
出典
- ^ 陳寿. 三国志. 巻32・先主伝 . "二十五年,魏文帝稱尊號,改年曰黃初。或傳聞漢帝見害,先主乃發喪制服,追諡曰孝愍皇帝。是後在所並言眾瑞,日月相屬,故議郎陽泉侯劉豹、青衣侯向舉、偏將軍張裔、黃權、大司馬屬殷純、益州別駕從事趙莋、治中從事楊洪、從事祭酒何宗、議曹從事杜瓊、勸學從事張爽、尹默、譙周等上言"
- ^ 常璩. 華陽国志. 巻3・蜀志 . "向舉為一時表率"
- ^ 羅貫中. 三国志演義. 第80回 . "漢中王視之,乃是太傅許靖、安漢將軍糜竺、青衣侯尚舉、陽泉侯劉豹、別駕趙祚、治中楊洪、議曹杜瓊、從事張爽、太常卿賴恭、光祿卿黃權、祭酒何宗、學士尹默、司業譙周、大司馬殷純、偏將軍張裔、少府王謀、昭文博士伊籍、從事郎秦宓等眾也。"
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