向峠溝とは? わかりやすく解説

向峠溝

向峠溝
向峠溝取水口
向峠溝 疏水概要
疏水所在
山口県玖珂郡錦町向峠地域  65ha

所在地域の概要
向峠地域は、広島県島根県接す山口県東北端に位置する錦町中心部よりさらに約18km北東部にあって標高400m台地状に比較平坦に広がる地域であるが、両側落差100mにおよぶ急峻な渓谷宇佐川深谷川流れている。

疏水概要・特徴
向峠地域は、小五郎山の南の裾野開けた台地で、古来より水利の便が極めて悪くこのため江戸天保年間向峠住人山田利左衛門発起により、深谷川の上流、金山谷地点から導水することを計画小五郎山西方中腹鉢巻状に向峠まで約6kmの用水路15年間の歳月により困難を克服して開削、この用水路が向峠溝である。
この導水路により、当時11ha余り田地として開墾されその後新田開発行われてきたところである。
今日なお住民の手で向峠溝の維持管理改修行なわれており、このことにより向峠台地水の恩恵により過疎食い止める要因となっている。




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