同性婚と同性での性行為
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 05:02 UTC 版)
「性的少数者」の記事における「同性婚と同性での性行為」の解説
同性婚を認める国・地域は増えており、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、アジアを含む世界中に存在し、2020年5月時点で世界の約20%の国・地域に及んでいる。同性婚を異性婚と同じ扱いとして世界最初に法的に認めた国はオランダで、2001年のことだった。2019年には台湾がアジアで初となる同性結婚が法的に認められた国となった。 一方で、同性婚に強く反発する国・政治家なども多く、同性婚の実現を求める当事者や支援者と対立している。同性婚に反対する主張者の一部は「少子化が進む」と懸念を挙げるが、同性婚の導入が出生率に影響したという科学的な証明はない。アメリカでは同性カップルのうち16.2%が子育てをしている。イスラエルでは同性カップルが子育てをするのがブームとなり、国全体の出生率も上がっている。 また、同性での結婚のみならず、同性間の合意に基づく性行為を犯罪とする国も存在しており、その数は70カ国で、うち12カ国では死刑に処せられる可能性もある。迫害が深刻で命の危機もある一部の国々に暮らす性的少数者は亡命せざるを得ない状況に追い込まれている。 詳細は「同性結婚」を参照
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