各種調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 07:54 UTC 版)
「白鳥塚古墳 (名古屋市)」の記事における「各種調査」の解説
1969年(昭和44年)の名古屋大学考古学研究室による測量調査により、全長109メートル、後円部径71メートル、後円部高さ14メートル、前方部幅40メートル、前方部高5メートルとされてきたが、2005年(平成17年)と翌年の調査によって、それよりも若干規模が大きいことが確認された。前方部は2段、後円部は3段築成と推定され、前方部端と北側、後円部の各1か所以上に造り出しがあった可能性も指摘されている。前方部の一部は川に面した崖状になっており歪な形状だが、築造当初からこの形状であったのか、後の侵食によるものなのかはわかっていない。さらに物理探査の結果、南北方向に置かれた埋葬施設が東西に並列している可能性もあるとされる。 また、1992年(平成14年)の名古屋市教育委員会による範囲確認・掘削調査により前方部南東側に周濠が残存することが判明しており、2008年(平成20年)に史跡の指定区域が追加された。
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