各島の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 08:15 UTC 版)
南小島(沖縄県石垣市登野城尖閣2390)、北小島(沖縄県石垣市登野城尖閣2391)、魚釣島(沖縄県石垣市登野城尖閣2392) 南小島、北小島、魚釣島の3島は、1896年(明治29年)から民間人に無償貸与され、1932年(昭和7年)に払い下げ、2002年(平成14年)4月1日から国が賃借し、2012年(平成24年)9月11日に国が取得した。 久場島(沖縄県石垣市登野城尖閣2393) 久場島は1896年(明治29年)から民間人に無償貸与され、1932年(昭和7年)に払い下げられ、以後は私有地となっているが、1972年(昭和47年)5月15日に開催された日米合同委員会において、日米地位協定第2条1(a)の規定に従い、黄尾嶼射爆撃場として、米軍による使用が許されることが合意され、米軍の使用に供するため、国が所有者から賃借している。 大正島(沖縄県石垣市登野城尖閣2394) 大正島は一貫して国が保有しており、1972年(昭和47年)5月15日に開催された日米合同委員会において、日米地位協定第2条1(a)の規定に従い、赤尾嶼射爆撃場として、米軍による使用が許されることが合意された。 沖の北岩、沖の南岩、飛瀬 沖の北岩、沖の南岩、飛瀬は、いずれも一貫して国が保有している。 尖閣諸島付近一帯の採掘鉱業権については、所有者とは別に、双日、コスモ石油、アラビア石油の出資会社である「うるま資源開発(株)」が設定している。 なお、日本政府は「尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持および管理のためという政府の魚釣島等の賃借の目的に照らして、原則として政府関係者を除き何人も尖閣諸島への上陸を認めないとの方針」をとっている。
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