台車・主電動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 08:42 UTC 版)
「熊本市交通局8500形電車」の記事における「台車・主電動機」の解説
台車は種車1200形から流用したものを装着する。各車の台車流用元は以下の通り。 8501 ← 1206 8502 ← 1208 8503 ← 1209 8504 ← 1202 4両のうち8501 - 8503号の3両は住友金属工業製FS-74形を履く。このFS-74形は熊本市電向けに開発された台車ではあるが、当時住友金属が他の事業者にも広く納入していた、上下の揺れ枕に挟む枕ばねにコイルばねを用い、軸箱支持方式には軸ばね式を採用する、という形態の台車の一つである。8504号のみ近畿車輛製KD-201形という別メーカーの台車を装備するが、要目は同じ。両形式とも軸距は1,400ミリメートル、車輪径は660ミリメートル。 台車設置の基礎ブレーキ装置は片押し式踏面ブレーキを採用し、1台車につき1個、従軸側にブレーキシリンダーを設ける。また本形式の新造に際し空転防止用の砂撒き装置が新設されている。 主電動機は種車1200形から流用された出力38キロワットのSS-50形直流直巻電動機を1両あたり2基搭載する。メーカーはすべて東洋電機製造。駆動装置は種車1200形と同様の吊り掛け駆動方式であり、歯車比も59:14 (4.21) のままで変更はない。
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台車・主電動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/08 10:18 UTC 版)
「長崎電気軌道500形電車」の記事における「台車・主電動機」の解説
台車はJ.G.ブリル社製Brill 77E、主電動機はSS-50(定格出力37.5kW)を一台車当たり1基、1両で2基搭載する。SS-50は戦後、1372/1435mm軌間路面電車用標準電動機の一つとして制定され電機メーカー各社で量産されたもので、その型番は「50馬力標準軌間用標準電動機(Standard motor for Standard gauge-50ps)」を意味する。大阪市交通局1701形が搭載していたのは三菱電機製で、MB-245-Lという同社製としての型番が与えられている。
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