古典的なシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/04 14:10 UTC 版)
古典的または伝統的なシステムは次のとおり: 鐘の数鳴らし方当直ミドルモーニングフォアヌーンアフタヌーンドッグファーストファーストセカンド一点鐘 1 00:30 04:30 08:30 12:30 16:30 18:30 20:30 二点鐘 2 01:00 05:00 09:00 13:00 17:00 19:00 21:00 三点鐘 2 1 01:30 05:30 09:30 13:30 17:30 19:30 21:30 四点鐘 2 2 02:00 06:00 10:00 14:00 18:00 22:00 五点鐘 2 2 1 02:30 06:30 10:30 14:30 18:30 22:30 六点鐘 2 2 2 03:00 07:00 11:00 15:00 19:00 23:00 七点鐘 2 2 2 1 03:30 07:30 11:30 15:30 19:30 23:30 八点鐘 2 2 2 2 04:00 08:00 12:00 16:00 20:00 24:00 ^ a b c ノア号の反乱以後の英国での打ち方 ^ 標準時導入前は、正午の鐘は砂時計によらず、船長や航海士が六分儀を使って太陽を観測し、現地時間の正午を確認した時点で鳴らされた。 船の乗組員のほとんどは、ワッチ(watch)と呼ばれる2つまたは4つのグループに分けられる。それぞれのワッチは、舵を切る、航海する、帆を整える、見張りを続けるという基本的な活動(当直)を交代制で行う。 16:00から20:00までの時間はドッグワッチ(dog watch, 折半直)と呼ばれ、さらに2つに分けられている。一日のワッチの数が奇数であるため、各要員が毎日同じ時間帯ばかりに当直することがないようになっていた。また、船の乗組員全員が夕刻に夕食を食べることもできた。通常の夕食時間は17:00で、ファーストドッグワッチから帰ってきたグループが18:00から食べた。ちなみに、1日のそれぞれの時間帯のワッチは、こんなふうに呼ばれている。 イヴニング・ワッチ(ファースト・ワッチ) 20:00から 0:00ミドル(ミッド)・ワッチ 0:00 から4:00モーニング・ワッチ 4:00から8:00 フォアヌーン・ワッチ 8:00から12:00アフタヌーン・ワッチ 12:00から16:00ファースト・ドッグ・ワッチ 16:00から18:00セカンド・ドッグ・ワッチ 18:00から20:00
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