古典的なフォーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 04:49 UTC 版)
「スターリング方程式」の記事における「古典的なフォーム」の解説
古典的なスターリング方程式は次のようになる; J v = L p S ( [ P c − P i ] − σ [ π p − π i ] ) {\displaystyle \ J_{v}=L_{\mathrm {p} }S([P_{\mathrm {c} }-P_{\mathrm {i} }]-\sigma [\pi _{\mathrm {p} }-\pi _{\mathrm {i} }])} ここで、上式中の文字は、以下の通りである J v {\displaystyle J_{v}} は1秒あたりの経皮的な溶媒の濾過量(SI 単位は m3·s−1). [ P c − P i ] − σ [ π p − π i ] {\displaystyle [P_{\mathrm {c} }-P_{\mathrm {i} }]-\sigma [\pi _{\mathrm {p} }-\pi _{\mathrm {i} }]} は正味の駆動力 (SI 単位はPa = kg·m−1·s−2, しばし mmHg を用いて表現される), P c {\displaystyle P_{c}} は、毛管の静水圧である。 P i {\displaystyle P_{i}} は間質の静水圧である π p {\displaystyle \pi _{p}} は血漿タンパク質の 膠質浸透圧 π i {\displaystyle \pi _{i}} は間質の 膠質浸透圧 L p {\displaystyle L_{p}} は膜の透水性(SI 単位で m2·s·kg−1, equivalent to m·s−1·mmHg−1) S {\displaystyle S} はろ過するための表面積 (SI 単位で m2)これらの積 L p {\displaystyle L_{p}} · S {\displaystyle S} は濾過係数と言われている。(SI単位は m4·s·kg−1, あるいは、m3·s−1·mmHg−1) σ {\displaystyle \sigma } はStavermanの反射係数(無次元量)である。 慣例的に、外向きの力を正、内向きの力を負と定義している。Jvが正であれば、溶媒は毛細管から出て行く(濾過)。Jvが正であれば、溶媒はキャピラリーから出て行く(ろ過)。
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