受賞作『遊民爺さん』シリーズとは? わかりやすく解説

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受賞作『遊民爺さん』シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 02:15 UTC 版)

小沢章友」の記事における「受賞作『遊民爺さん』シリーズ」の解説

遊民爺さん』(TBSブリタニカ)(1993単行本発行)、(小学館文庫)(1998文庫化芸術好きで、高等遊民をきどる、ジョギング姿の異様な風体老人遊民爺さん」。 主人公の「哲郎くん」に、遊民爺さんが、芸術の話や食べ物の話や、とにかく何やかんや話しかけてくる。 何弁だかわからない、おかしな口調ぺらぺら話す爺さんの話を、初めうっとうしく聞いている哲郎。でもだんだんおもしろおかしく感じてきて、遊民爺さん話しかけられるのが楽しくなってくる。哲郎ほめられ遊民爺さん一念発起して小説を書く。だが、現実甘くはなかった……。人生可笑しさとほろ苦さを描く第一作開高健賞奨励賞受賞)。 『遊民爺さんパリへ行く』(阪急コミュニケーションズ1998第二作。1986年、夏。前年クリスマス20歳画学生リヤンちゃんに恋してしまい、ずっと会えないまま傷心抱えた芸術好きのディレッタント爺さんが、下北沢商店街福引で「金の玉パリ旅行引き当てる。「パリだがや! 哲郎くん、パリへ行くがや!」広告代理店勤め哲郎相棒に、憧れの都・パリへ―。ダンテの「神曲にちなんで「地獄篇赤の日」「煉獄篇・白の日」「天国篇・青の日」と、抱腹絶倒珍道中展開されるパリ名所随所折り込んだちょっぴり切ないユーモア小説。 『遊民爺さん眠り姫小学館2001第三作。遊民爺さんがまたも恋におちる。バーン・ジョーンズ展で、「眠り姫」の絵の前にいた、そこから抜け出てたような美しい女性。オペラ歌手の卵で、ナルコレプシー眠り病)だと言うのだが・・・。そのころ、駆け出しコピーライター哲郎は、仕事苦悩していて・・・。眠り姫舞台成功させることができるのか? 遊民爺さん淡い恋のゆくえは? 誰もが何かを背負って生きている。恋と夢と哀しみのユーモア・メルヘン。

※この「受賞作『遊民爺さん』シリーズ」の解説は、「小沢章友」の解説の一部です。
「受賞作『遊民爺さん』シリーズ」を含む「小沢章友」の記事については、「小沢章友」の概要を参照ください。

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