半月山展望台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 14:25 UTC 版)
山頂から西へ10分ほど(約200 m)進んだところに半月山展望台がある。展望台は木製のデッキで、20人ほどが立って鑑賞できる広さを持つ。背後の半月山以外に視界を遮るものはなく、ここからは、男体山を正面に、眼下に中禅寺湖を望み、湖に突き出す八丁出島、湖面に浮かぶ上野島などが鑑賞できる。空気が澄んでいると、富士山が見えることがある。 展望台からの風景は奥日光を代表するものと讃えられ、春の新緑と日差し、夏の涼やかな湖面、秋の紅葉で色付く八丁出島、冬の不気味なほどの青い湖面と季節によって移ろいゆく。特に紅葉の時期は評価が高い。 中禅寺温泉バスターミナルからは半月山行きの路線バスが東武バス日光により運行されており、終点で下車し、20分ほど登って(約700 m)到達することもできる。バスの終点は駐車場ともなっており、ここまで自動車で登ることができる。バス・自動車利用者にとっては、短時間で日光の自然に触れることができるハイキングコースとなることから、来訪者は多い。ただし駐車場に至る中禅寺湖スカイライン(栃木県道250号中宮祠足尾線)は冬季と夜間に閉鎖となり、路線バスも冬季に運休する。なお、中禅寺湖スカイラインは1972年(昭和47年)に開通した比較的新しい道路であり、開通当初は有料道路であった。 半月山駐車場から袈裟丸山と皇海山 半月山展望台
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