十六地蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 06:26 UTC 版)
「真光寺 (徳島県つるぎ町)」の記事における「十六地蔵」の解説
境内東北に児童の慰霊と世界平和を祈念して祀られている。1945年(昭和20年)1月29日に発生した火災によって本堂が焼失した。本堂にいた南恩加島小学校3、4年生の児童29人中16人が死亡したためである 。この事件台とした作品で『十六地蔵物語 戦争で犠牲になった子供たち』(原田一美 著)がある。
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十六地蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 09:58 UTC 版)
「大阪市立南恩加島小学校」の記事における「十六地蔵」の解説
1945年1月29日夜、集団疎開で3年生男子児童の宿舎となっていた、徳島県美馬郡貞光町(現・つるぎ町)の真光寺で漏電による火災が発生し、児童29人のうち16人が逃げ遅れて死亡した。 児童らの供養のため、貞光町の町民や徳島県内の学校関係者が募金を出し合い、真光寺境内に「十六地蔵尊」を1946年に設置した。現地では毎年、命日に法要が営まれている。 徳島県在住の児童文学作家がこの話を書籍『十六地蔵物語-戦争で犠牲になった子どもたち-』(著・原田一美、画・福田庄助、文研出版、1988年、ISBN 4-580-81477-0)にまとめた。また大阪国際平和センター(ピースおおさか)の企画で、アニメ『十六地蔵物語』が製作されている。 また学校でも、火災のあった日に全校集会をおこなったり、現地でおこなわれている法要にあわせて千羽鶴を送ったりするなどの取り組みをおこなっている。2003年には、当時の児童の発案で祈念モニュメントが校内に設置されている。 火災現場に隣接する徳島県つるぎ町立貞光小学校でも十六地蔵を通した平和学習の取り組みを進めていることから、貞光小学校と南恩加島小学校との交流活動なども実施している。
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