北海道屈指の海水浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/25 07:29 UTC 版)
「蘭島海水浴場」の記事における「北海道屈指の海水浴場」の解説
日本人の一般庶民が利用する本格的な海水浴場は1903年(明治36年)12月に蘭島村(現・小樽市蘭島地区)の海浜に休憩所を設けたのが始まりであり、これをもって蘭島海水浴場の開場とされている。そのようなことで、「北海道海水浴場開設発祥之地」と謳われる蘭島海水浴場は、明治・大正時代の各界の名士がこぞって別荘を設け、庶民にも人気のある行楽地として賑わった。最盛期を迎えたのは大正から昭和初期にかけてであり、夏には臨時列車が増発された。また、昭和50年代には第2の隆盛期を迎え、夏ともなると蘭島駅改札口から蘭島海水浴場の浜まで約800mもの人の列が途切れなく続いたうえ、海水浴客によってセブン-イレブン蘭島店は数年間、日本一の売り上げを記録し続けたこともあった。しかし、近年では過疎化とレジャーの変化とがあいまって往年ほどの繁盛はない。それでも、美しい景色と泳ぎやすい遠浅な浜であることから根強い人気が残っている。小樽市や西隣の余市町だけでなく、札幌圏からも多くの人が訪れる。
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