北志木島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:24 UTC 版)
和泉国夫(いずみ くにお) 北志木島の漁労長。 古志木島に比べ漁場が良いため、羽振りが良い。漁師の引き抜きを巡って、重とは対立しており犬猿の仲。合併問題と石川の引退を巡って関係は更にこじれるが、五島と石川による娘の手術をきっかけに五島や古志木漁協と和解する。 和泉亜耶(いずみ あや) 国夫の孫娘。25巻時点で父親は直接には描かれていないが、宮澤邦夫が彼の漁船に乗せてもらっているとの記述がある。 母親の診察のために古志木島を訪れる。五島と共に北志木島を訪れていた宮澤邦夫と良い関係になる。 その後、邦夫と交際していたが、中学卒業後漁師になる邦夫に対して、亜耶は本土の女子校に入り、卒業後はデザイナーになるという夢を抱いており、進路の違いから別れた。 石川 北志木島で35年間勤務医を続けたベテラン医師。70を過ぎ、高齢による腕の衰えを理由に引退しようとする。人格者で島民からは五右衛門先生と慕われており、絶大な信頼を寄せられている。後任が決まるまで五島が北志木島の診療も行うことに決まるが、国夫をはじめ島民から強い反発を受ける。国夫の娘、実代の胆管炎の手術を通して国夫の誤解を解いた。 両親の反対を押し切り、信念を貫くために離島医療に生涯を捧げてきたが、当の自分がなんの親孝行もしていないことに気づき、母親の介護を行うために島を離れる決意をしたというのが真相だった。石川の言葉は同じ境涯の五島に影響を与え、五島が音信不通だった母親に連絡するきっかけとなった。
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